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JOBS
職種紹介 / データコンサルティング事業部

INTERVIEW
問いを立て直し
データで未来を動かす

M.T.
データサイエンティスト
2023年入社

業務内容とやりがいについて

現在の担当業務と会社におけるご自身の中での役割・ミッションについて教えてください。

データサイエンティストチームの課長として、主に①分析が関わる案件のディレクション・デリバリー、②新規領域・案件の組成、③データサイエンティスト組織・チームの運営や仕組みづくり、の3つの役割を担っています。①については、データサイエンティストのマネージャーの方々と連携しつつ、各案件の状況に応じて推進方針や課題、対応方針を整理したりします。②については、コンサルタントとも連携しつつ、顧客の課題や要件を整理して案件を組成していきます。③については、データサイエンティスト組織の採用・人財開発・組織開発などについて、他のマネージャーの方々と一緒に検討し実行していく役割を負っています。

ご自身の役割・ミッションを考えたうえで、業務の中で特に注力していることや意識していることはありますか?

目の前に見えている課題が本当に解決すべきものか、事業方針のなかでどのように位置づけられるのか、日々の状況変化に応じて動き方をチューニングする必要がないか、を常に意識しています。また、本当に解決すべき課題だったとして、「分析」という解き方が本当によいのか、分析以外のやり方が適切ではないか、ということもデータサイエンティストとして意識するようにしています。

この仕事をしていて「やりがい」を感じた瞬間はどんな時ですか?達成感を感じた経験(エピソード)について教えてください。

目指している社会の実現に向けて近づいているという実感を得たときです。例えば、西日本を旅行するときにWESTERポイントによるお得な旅ができたときは、仕事として検討したり議論していることが社会に還元されていることがわかり、よりよい社会の実現に向けて貢献できていると感じます。また、顧客から案件の終了・中間報告などのマイルストーンにおいて、「TRAILBLAZER(や案件チーム)に支援いただいてよかった」というフィードバックをいただいたときも大きなやりがいを感じました。

働き方・職場環境について

出勤から退勤までの1日のおおよその業務内容を、時系列で教えてください。

業務は日によって異なることが多く、定例会などを除いて、あまりタイミングが決まっている進め方はありません。事業部としての案件や領域の方針を考えたり、案件組成するために顧客と打ち合わせをしたり、データサイエンティスト組織全体の分析技術方針や人材・組織面での将来像を考えたりなど、組織拡大も念頭に置きつつ中長期的に重要な検討に時間を割けるよう意識しています。

完全リモートワークという働き方についてどう思われますか?(メリットや課題に思われている点など)

リモートであるからこそ、全国から多様なケイパビリティを持った方々に入社いただき組織能力を構築できていると思います。それに関連して、西日本という地域に根ざした事業に関わるという意味では、全国にいる社員の方々が消費者として各地域の特徴や競合サービスを把握することができて、相対化という目線も持つことができていると感じます。一方で、課題としては見えにくいコミュニケーションコストの増加があると思いますが、業務の進め方やツールの活用、コミュニケーション活性化のための会社制度など、中長期的に事業影響として顕在化しないような工夫をしています。

プロジェクトを進める中で、他部署やチームメンバーとどのような関わりがありますか?また、その時の面白さ、難しさなどについて教えてください。

プロジェクト(案件)ごとにチームが組成されるので、その単位でのコミュニケーションが多くなります。プロジェクトの目的ははっきりしているので、そこに向けて必要な議論が常になされるという点において、かなり合目的的な動き方になっていると思います。一方で、合目的であるがゆえに視野がせまくなる可能性もあるため、より上位の目的・方針の理解や他プロジェクト連携・貢献に対しては、プロジェクトに閉じないコミュニケーションも重要になりますが、そういった機会を積極的につくっていくことを意識しています。

カルチャーについて

TRAIL BLAZERの企業文化や風土について、どのように感じていますか?

「合目的的」と「目的の妥当性を疑い続ける」というのが常に意識されていると思います。本当に解くべき課題は何かを考え続け、外部要因が変わったらそれも踏まえてアプローチを見直すというのを柔軟に実施する態度が尊重されていて、そのための議論を忌憚なくできることがとてもよいカルチャーだと感じます。

JR西日本グループで働く中で、他の組織にはない魅力や、逆に感じている課題点があれば教えてください。

JR西日本との距離の近さを活かした「伴走型」の支援ができることが魅力的です。案件の依頼があってから動き出すのではなく、JR西日本やグループ会社が追っている上位のミッションを踏まえてやるべきことの議論、案件化といった動き方ができるのはグループ会社ならではと思います。

入社前と入社後で、この会社のキャリア形成や挑戦に対する印象は変わりましたか?具体的に教えてください。

社会経済に大きな影響を与える事業に関わることで、自分の仕事が消費者としての自分自身に影響を与えるという構造をより意識するようになりました。また、データサイエンティストとしては、いわゆる「データ」と呼ばれるものだけでなく、あらゆる情報がどのようなメカニズムで発生してそれをどのように取り扱えば、よりよい意思決定に寄与できるのかという視点が強くなりました。

この仕事(職種)に向いている人、向かないと感じる人について、どのように思われますか?

常に何かしらの変化が起きている状態を楽しめる方や変化を起こしていきたい方に向いている仕事だと思いますが、目指している方向性に対して日々何かしらのアクションを進めていく必要があるので、そういった状態に抵抗があると大変だと思います。また、ある目的に対して、常にその妥当性を疑い続けたり、目的へのアプローチを日々見直すといった考え方ができる方に向いていると思います。

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