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「伸びしろしかない」環境にワクワク。同じ志を持つ仲間と共に、社会貢献をめざす
JR西日本グループのデジタル戦略を支援し、プロダクトの開発内製化を推進しているソリューション事業部。部長を務める直井は、現在14名のメンバーをマネジメントしています。
直井:私は現在、JR西日本グループが掲げるデジタル戦略にフルコミットできる組織づくりに取り組んでいます。「WESTER」や「tabiwa by WESTER」といったユーザーとつながるプロダクトの戦略立案や、開発内製化をめざして活動中です。メンバーはそれぞれ、JR西日本のマーケティング本部とデジタルソリューション本部に分かれて業務を担当しています。
デジタルソリューション本部はさらに、プロダクト開発全体を進めるWESTER-X事業部と、実際にシステムを構築するシステムマネジメント部に分かれています。こうして開発の上流から下流までソリューション事業部が入り込んで各部と連携を深めることにより、柔軟で迅速なプロダクト開発を実現することが私たちの役割です。
その中で徐は、テックリードとして重要な役割を担っています。
徐:JR西日本の中に内製開発チームを構築することが、現在の私のミッションです。アーキテクチャをどのように設計し、開発体制をいかに整備していくか。そうしたことを検討しながら、技術と組織の両面において強化に取り組んでいます。
2024年9月にトレイルブレイザーに入社した徐。生体認証システムの研究開発者としてキャリアをスタートし、スタートアップを中心に経験を積んできました。
徐:1社目では指紋・虹彩認証のアルゴリズム開発に従事していました。当時はスマホやクラウド技術が徐々に広がり始めたころで、時代の潮流に対応できる技術力を身につけたいと考え、モバイルソーシャルゲーム事業を手がける企業に転職。さまざまな業界から魅力的な人材が集まる刺激的な環境で6年間働き、最終的にはテックリードを務めました。
そうした中で結婚して子どもを持つようになり、ライフステージの変化とともに芽生えたのが、培った経験やスキルを社会に還元したいという思いです。そこで社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業に移り、VPoEやCTOとして経験を積みました。
働く中で社会貢献できる規模に限界を感じた徐は、より大きな変革が実現できる大企業に転職。ところが今度は大企業ならではの意思決定の遅さにジレンマを感じるように。そんな時に出会ったのがトレイルブレイザーでした。
徐:スタートアップのようなスピード感、そしてJR西日本という大企業ならではの事業体の強さ。その両方を兼ね備えていることに魅力を感じました。会社について知れば知るほどビジネスとしての可能性を感じ、バリューに掲げているとおり「伸びしろしかない」とワクワクしましたね。
自分と同じように社会に貢献したいという熱い思いを持ち、大きな変革をめざして挑戦を続けている。そんなトレイルブレイザーで働く人の姿勢にも惹かれ、入社を決めました。
そうした入社意志に影響を与えた1人でもある直井。徐は最終面接で話した内容が印象的だったと振り返ります。
徐:最終面接で最初に言われたのが、「組織が立ち上がったばかりで担当してもらう仕事はまだ決まっていない」ということ。でもオファー面談の際には、役割や業務内容をしっかりと明示してもらえたんです。これほど短期間で組織体制を整備できる実行力に驚きました。
一方の直井も、徐の能力とバックグラウンドに大きな期待を寄せていたと話します。
直井:当初はバックエンドエンジニアで応募してくれていたのですが、CTOとして活躍した経歴もあり、テックリードが適任だなと。スタートアップでさまざまな役回りをこなしてきた経験もあるので、組織の立ち上がり期に最適な人財だと思いました。入社後は、期待以上の活躍をしてくれていると感じています。


影響力のある大規模システムを開発。責任が大きく、他にはない経験ができるやりがい
ソリューション事業部が現在開発を手がけているのが「WESTER」と「tabiwa by WESTER」。サービスの進化をめざし、それぞれプロジェクトが進められています。
徐:私たちのチームでは、JR西日本グループが展開するさまざまなプロダクトを手がけています。その中で私が主に担当しているのは、JR西日本のアセットを活かした「WESTER」という移動生活ナビアプリです。
「WESTER」はJR西日本グループの共通ポイントであるWESTERポイントがたまる・つかえる他、経路検索やJR西日本の運行情報の検索、クーポンやスタンプラリーも利用できるなど、便利でおトクで楽しいWESTER体験を創出しています。
それだけ提供するサービスの範囲が広いため、非常に多くの関係者との協働が必要です。さまざまなシステム間の連携にも取り組みながら、内製化を推進しています。
直井:「tabiwa by WESTER」は、北陸・せとうち・山陰エリアの旅が便利でおトクになる観光ナビサービスです。特長としては、「WESTER」と同様にJR西日本のアセットを有効活用している点が挙げられます。
2024年10月1日には新たな機能として「tabiwaトラベル」がリリースされ、グループ会社である日本旅行の宿泊商品とJR西日本の鉄道サービスを組み合わせたダイナミックパッケージの提供が開始されました。
日本旅行の宿泊商品には当然JR西日本グループのホテルも含まれているため、他社より優位な価格での提供が可能です。また、JR西日本が各地域に持つ営業部のネットワークを活かし、特別なチケットを販売するなど、鉄道を基盤にした独自の価値を提供しています。
こうした価値をさらに強化し、ユーザーへよりスピーディーに提供するべく、現在私たちは事業戦略の立案を中心とした支援を行っています。プロダクト開発に特化した専門家集団である私たちの強みを活かせるよう、まずはビジネスの上流から全体の整備を進めているところです。
JR西日本グループのアセットを有効活用した「WESTER」と「tabiwa by WESTER」。これらのプロダクト開発に携わる経験は、エンジニアの成長につながると徐は話します。
徐:一番の魅力は、非常に影響力の大きなシステムに携われることです。アーキテクチャや開発プロセスを少し改善するだけでも、広範囲に影響を及ぼすことになります。だからこそ責任が大きく、それが成長の機会にもなるわけです。
また、新たにプロダクトを立ち上げる場合、JR西日本グループが提供するサービスの利用者すべてが潜在ユーザーとなるため、最初から大人数をターゲットにできる点も魅力です。想定ユーザーの多いプロダクトをアジャイルに開発する経験も、他ではできないと思います。
直井:「WESTER」も「tabiwa by WESTER」も拡大期であり、スケールしやすいアーキテクチャの構築に挑戦できるのが醍醐味ですね。また、一般には触れる機会の少ない鉄道会社のシステムを開発できることも貴重です。
私自身、前職で公営競技などのシステムを担当したことがありますが、そうした独自性の強い環境での開発は、エンジニアにとってワクワクする経験だと思います。
発展途上だからこそぶつかるさまざまな課題。解決への挑戦がエンジニアとしての成長に

JR西日本グループのデジタル戦略を推進するため、2023年10月にトレイルブレイザーが設立されて約1年。開発内製化などの成果が表れてきた一方で、課題も見えてきました。
徐:もっとも大きいのは規模の課題です。JR西日本が保有するプロダクトやシステムは膨大で、数も範囲も非常に多岐にわたります。トレイルブレイザーが担っているのは、まだその一部に過ぎません。
トレイルブレイザー自体の対応力を強化することはもちろんですが、JR西日本や他のグループ会社と協働しながら、組織のケイパビリティを高めていくことが求められています。
直井:規模の課題は、人財不足の課題であるとも言い換えられます。システムの内製化を進めるにあたり、高度なスキルと豊富な経験を持つ人財が必要とされていますが、まだまだ足りていない状況です。そのため今は人財を集めつつ、体制が整うまで開発スコープを絞ることで調整しています。
徐:人財不足に加え、外部パートナーに依頼する開発スタイルが組織に深く根付いている点も課題ですね。外注向けに最適化された開発プロセスからの脱却をめざし、内製を前提とした開発文化を築くべく変革を進めているところです。
それが確立されることで、現状の少数精鋭チームで開発できる範囲を広げられると考えています。
課題と向き合いながら、変革を続けるトレイルブレイザー。発展途上だからこそ、エンジニアがスキルアップできる機会が広がっていると徐は話します。
徐:エンジニアが取り組むべき課題は実に多岐にわたり、その規模もレイヤーもさまざまです。システムの大規模な改修に取り組んだり、主要な機能を変更するために機能の目的を再定義したりと、チャレンジングな課題が山積しています。
これはまさに、エンジニアにとって「伸びしろしかない」と言える状況です。課題が解決されるたびにプロジェクトが大きく前進し、組織が着実に成長していくのを体感できます。
人財の確保を急ぎつつ、未来に向かって前進しているソリューション事業部。組織をリードする立場として、直井と徐がそれぞれ描いているビジョンがあります。
直井:各システムの開発フェーズに最適なエンジニアチームを構築し、ユーザーにスピーディーに価値を届けること。そうしてビジネスを成長させることで、JR西日本に貢献するのはもちろん、将来的にはJRグループや他の鉄道会社へもデジタル戦略の支援を広げていくことが目標です。多くの成功事例を生み出し、名実ともにDXの「先駆者」になりたいと考えています。
徐:まずは開発組織として強固な基盤を構築することが目標です。その上で、JR西日本グループを横断した内製化のワンチームをつくりたいと考えています。エンジニアリングの専門家集団であるトレイルブレイザーがリードし、グループ内で技術交流を促すことができれば理想です。
そしていつか、高度な技術を習得したい人が集まるグループ内留学の場として貢献したいと考えています。

リアルなアセットを活用できる環境を活かして。社会的にインパクトの大きな開発を
ビジョンの実現に向けて、ソリューション事業部に今必要なのは新たな仲間となってくれるエンジニア。共に働きたい人財像について、2人はこう語ります。
徐:協働と変革という2つの軸を持った方が理想です。協働を重視する理由は、システム間の連携が非常に多く、組織を越えてさまざまな立場の人と協力する必要があるからです。協働の土台として、エンジニアの大事な素養であるHRT、つまり謙虚・尊敬・信頼を備えている方が望ましいですね。
変革に関しては、課題解決そのものを楽しみ、自ら成長する意欲を持っている方がカルチャーフィットすると思います。
直井:私が個人的に好きなのは、こだわりを持っているエンジニアです。会社が成長期にあり大きな裁量を与えられるので、自分のこだわりがあるほうが活躍の幅が広がると思います。
その上で、徐さんが言うような姿勢を持っていることが理想です。ソリューション事業部で働いているメンバーは、みんなどちらも兼ね備えている人財だと感じています。
裁量を持ち、仲間との協働を大切にする人財が活躍しているソリューション事業部。部署の雰囲気はスタートアップのようだと徐は話します。
徐:メンバーの多くはメガベンチャーや大企業出身ですが、自走できる人財が集まっているため、スタートアップのような機動力があるのだと思います。指示されなくても自ら動き、仲間と助け合ってシナジーを発揮しようとするメンバーばかりです。
また、フルリモートなので全国各地にいる多様な仲間と働けるのも魅力です。リモートワークであっても対話は活発で、社内のコミュニケーションツールを使って密に連携を取るのはもちろん、1on1やチームでのミーティングを定期的に実施しています。
さらに仕事の話以外にも雑談の会を設けるなど、コミュニケーションの総量によってオンラインの距離感をカバーしています。その上で開発合宿や会社全体でのイベントを開催して直接顔を合わせる機会も設けることで、解像度の高いコミュニケーションを実現しています。
スタートアップや大企業での勤務を経て、トレイルブレイザーで新たな仲間と共により良い組織づくりをめざしている徐。かつての自分と同じように、より社会的に影響力のある仕事を求めているエンジニアへメッセージを送ります。
徐:私がもっともモチベーションを感じるのは、スタートアップのようなスピード感とダイナミックな変化の中で成長でき、大企業ならではの影響力がある業務を手がけられることです。
エンジニアとして何かをやり遂げた経験を持ちながら、より大きなスケールで社会に貢献したいと考えている方には、とても魅力的な環境だと思います。
SIerや大手IT企業などで多様な経験を積んだ後、トレイルブレイザーを選んだ直井も、未来の仲間に呼びかけます。
直井:私自身もインターネット業界の出身なので実感しますが、リアルなアセットをこれだけ多く保有している会社で経験を積めるのは非常に刺激的です。鉄道や百貨店、ホテルなどのアセットを活用したシステムやプロダクトを開発できる機会は、エンジニアとしてのキャリアを広げる上でも価値があると思います。
また大きな裁量を持ち、自由度が高くスピード感のある環境で働きたい方にとっても理想的です。チャレンジすることを楽しめる気概を持つ方と、まだ見ぬ未来を切り開いていきたいですね。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
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