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STORY
ストーリー

プロジェクト

西日本発シン・マーケティングプロセス

OUTLINE

「あの人だからできた」をなくす。マーケティングの成功を仕組み化します。
マーケティングの成果が、一部のトッププレイヤーのスキルや経験に依存していませんか?私たちは、優れたマーケターが持つ経験に基づく「感覚」や「コツ」を体系化し、チームの誰もが実践できる「成功の方程式(プロセス)」へ昇華させました。
現場で結果を出すための実践的な方法論で、組織全体のマーケティング力を底上げし、安定して高い成果を出し続けるチーム作りを支援します。

CLIENT

 西日本旅客鉄道株式会社

MISSION

JR西日本では、生活インフラを支える様々なサービスとデジタルサービスを融合することにより、さらに便利で・おトクで・楽しい、ゆたかな生活を実現することを目指しています。 安定・安心・安全が求められるインフラ事業と、変化と進化の求められるデジタルサービスを融合し、お客様価値を高め続ける、という課題にチャレンジしています。

PROJECT MEMBER

Y.O. DC事業部 2024年入社

プロジェクトのきっかけについて

入社後のメンバーが各プロジェクトに配属された後、「これまでの経験がそのままでは通用しない」「クライアントにもマーケティングの要点を深く理解してもらう必要がある」といった声が上がっていました。私自身、様々なプロジェクトでプロセス構築の経験はしてきたものの、マーケティング領域は未経験です。そこで、知見のあるメンバーに声をかけ、彼らが持つ経験やノウハウといった「暗黙知」を誰もが使える「形式知」へ変えることで、この課題を解決できないかと考えたのが始まりです。

ご自身の立場について

プロセス構築の経験を活かし、私が発起人となってプロジェクトを推進しました。専門家の知見を最大限に引き出すため、まず論点を整理し、議論の土台を準備することから着手。その後、プロセスがある程度できた段階で、自身が担当するプロジェクトをパイロットケースとして導入し、実践と具体化を同時並行で進めました。実務を通じて得たフィードバックを基にプロセスを磨き上げ、要所で専門家のアドバイスを受けながら、プロジェクトを前進させていきました。

苦労したこと、大変だったことについて

私自身はマーケティングの実践経験がないため、クライアントへの提案で求められる専門的な実例について、即答できない場面もありました。しかし、私の役割は一人で全てを解決することではなく、会社・チームとしてベストの価値を提供することです。経験豊富なメンバーに会議へ同席してもらい、専門家の視点から具体的なフィードバックをもらうなど、常にチームの総合力で課題解決にあたりました。

ローンチ時の反応について

プロセスの実践開始後、クライアントの幹部から「そもそもの目的が違う」という厳しいご指摘を受け、プロジェクトが一時停止する場面がありました。しかし、これはまさにプロセスが狙った通りの成果でした。私はクライアントにこう伝えました。「ありがとうございます。この段階で経営層との認識のズレを炙り出せたことこそ、このプロセスの価値です。後工程で発覚するより、遥かに良い結果です」と。この一件で改めて信頼を得て、目的の再設定からリスタート。最終的に、クライアントによる幹部への企画プレゼンは、以前の指摘が嘘のような大絶賛という結果を迎えられました。

プロジェクトを通して

多様な経験を持つ仲間たちの知恵を結集し、一つの「型」を創り上げられたことに、大きな達成感を感じています。私自身はマーケティングの専門家ではありませんが、確立されたプロセスがあることで、クライアントの企画立案を自信を持って伴走できています。このプロジェクトで最高の瞬間は、自分一人では決して辿り着けない視点やアイデアに、メンバーの言葉を通じて「あっ!」と気付かされる時です。なるほど!と思いつつ、負けじとそれに乗っかって議論を発散させるプロセスも楽しんでます。

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